6月12日（金）と6月15日（月）にオンライントーク会「しまね地域トーク」を島根大学の初年次教育科目「スタートアップセミナー」と連携して開催しました。

 「スタートアップセミナー」は、地域を題材としたチームプロジェクトを行う授業で、今年度も約300名の新入生が3クラスに分かれて受講しています。この授業では島根県の支援により県内の市町村へのバスツアーを授業に組み込んできましたが、今年度は前期の授業がオンライン開講となったことで、バスツアーやフィールドワークを行うことができなくなりました。そこで、学生時代を過ごす「島根」という地域の魅力を直接知るきっかけをこれまでと同様に提供するため、オンライン会議システムZoomを利用したトーク会を企画・開催しました。

　授業には「語り手」として、隠岐や石見を含む島根県の各地域から70名を超える方々に参加いただきました。Zoomのブレイクアウトセッション機能を利用して、「語り手」と数名の学生がそれぞれのブレイクアウトルームで「島根の良さ」「暮らし」「仕事」などについて語り合いました。学生達は「語り手」から直接大きな刺激を受け、授業のテーマである「新時代の島根県１９自治体応援プロジェクト」に“さらに真剣に取り組んでいきたい！”という意気込みを持ったようです。この後の授業では、チームで地域の現状の分析や問題点の抽出、解決策の検討をオンライン上で行い、自治体を応援するプロジェクトを企画書にまとめる予定です。

　ご登壇いただきました皆様には、本学の学生のためにお時間を割いてくださったことに改めてお礼申し上げます。