公開日 2024年09月12日
出展番号
139
団体正式名【フリガナ】
島根大学 生物資源科学部 化学生物学研究室【シマネダイガク セイブツシゲンカガクブ カガクセイブツガクケンキュウシツ】
団体HPのURL
https://www.ipc.shimane-u.ac.jp/chem-bio/
業種
大学・高専等
概要紹介
島根大学 生物資源科学部 生命科学科 生命機能化学コースの生命工第4研究室(化学生物学研究室)では、昆虫を主な対象生物として、タンパク質などの生体分子に作用する生理活性物質の分子機構を解明し、さらに活性の高い化合物を合成的に探索する化学生物学の研究を行っています。
特に、昆虫ホルモンと神経伝達のそれぞれに焦点を当て、 有機化学の手法で取り組むことで、害虫に特異的、選択的に 作用する生物制御剤や農薬の開発を目指しています。
キーワード:生物制御化学、生物有機化学
プロフェッショナルセミナー
「島根の大学で学ぶ魅力」
「化学生物学研究室」では、昆虫を主な対象生物として、タンパク質などの生体分子に作用する生理活性物質の分子機構を解明し、さらに活性の高い化合物を合成的に探索する化学生物学の研究を行っています。 特に、昆虫ホルモンと神経伝達のそれぞれに焦点を当て、 有機化学の手法で取り組むことで、害虫に特異的、選択的に 作用する生物制御剤や農薬の開発を目指しています。
当日は昆虫の脱皮変態の仕組みや神経伝達物質受容体に作用する物質の構造と生物活性等について紹介します。
<発表者>
塩月:昆虫の脱皮変態の仕組みを遺伝子やタンパク質に基づいて明らかにし、それらの情報から生合理的に成長制御剤の分子設計を行い選択的な害虫防除技術の開発に活かすことを目指しています。
池田:神経細胞には神経伝達物質受容体などのさまざまな受容体が存在し、神経系の情報伝達において重要な働きをしています。神経伝達物質受容体の薬物結合部位の構造と性質の解明を目指して、その受容体に作用する薬物に類縁した化合物を合成して生物活性を確認するなど、化学に基づく,生物有機化学的な手法を用いた方法で研究を行っています。