しまね大交流会2024出展者情報

135 島大 教育学部 地理学研究室 地域のリアルな現実を可視化する

公開日 2024年09月11日

出展番号

135

 

団体正式名【フリガナ】

島根大学教育学部地理学研究室【シマネダイガクキョウイクガクブチリガクケンキュウシツ】

 

団体HPのURL

https://www.edu.shimane-u.ac.jp/staff/staff23.html

 

業種

大学・高専等

 

概要紹介

島根大学教育学部地理学研究室では,「地域の持続可能性」について研究し,行動しています。「地域の持続可能性」とは,一過性の活性化策を意味していません。地域の本質を見据え,地域とともに考え,行動しながら答えを模索していきます。そのためには,地域の実態を的確に把握する必要があります。私たちの研究室は,島根県内外のフィールドにおいて地域調査と地域活動を継続して行っています。

 

プロフェッショナルセミナー

「地域のリアルな現実を可視化する」

地域には,多くの資源とともに,課題もあります。地域に居住し続けている住民は,課題は認識できますが,資源についてはなかなか認識できません。地域づくりのセオリーとして,地域資源の活用と地域課題の解決をセットで行うべきです。そのためには,地域のリアルな現実を可視化し,地域住民と共有していく必要があります。本セミナーでは,私たちの研究室が蓄積したノウハウと,住民とともに考え,行動した結果をお示します。具体的なキーワードとして,地域コミュニティ,空き家,学校,地域運営組織,農地などが挙げられます。本セミナーを通して,皆様とともに地域の未来を考えていきます。

 

<発表者>
研究室担当教員の作野広和です。島根県松江市出身,島根大学に着任して25年が経ちました。大学院在学中を含めて30年間にわたって,中国地方の中山間地域を見つめてきました。中山間地域には,極小規模の集落が多数存在しています。そうした集落を見つめ,あるべき姿を考えています。私たちは,「その地域,その人らしく生き続けること」が大切であるとの結論を得ました。また,地区や集落を単位とした地域コミュニティは,これまでイエ中心,男性中心の地域社会を構成してきました。その結果,女性・若者・子どもにとって「住みにくい」地域になっています。「住みやすい」地域にするためにはどうしたらいいのかについて,検討し,住民とともに考え続けています。

 

 

SNS

https://www.instagram.com/hirokazusakuno/

https://www.facebook.com/hirokazu.sakuno

 

 

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